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命と心の教育

一昨日の日曜日、石川県獣医師会主催によるセミナーがあり参加してきました。

子供たちの未来につながる講演会
「命と心の教育」~飼育動物を通して~
 講師:中川美穂子先生(東京都獣医師会理事)


2012-08-21 15.09.51


動物の飼育体験によりおもいやりや命の実感を育むための取り組みを、獣医師会と文部科学省が協同で推進していらっしゃいます。
簡単に言うと、学校で継続して動物を飼育しましょうということです。
但し飼育委員などの一部のメンバーではなく、学年飼育、たとえば4年生が全員で1年を通して動物の世話をするという取り組みです。
委員会活動では、当番制で時々世話をする順番が来る、学年飼育では毎日みんなで世話をしたり触れたり、休日は順に家に持ち帰って父兄とともに世話をするという違いがあります。

なぜ動物の飼育が今見直されているのか。

人間の脳の一部には恐怖と愛着を司る部分があります。
恐怖とは、恐い、危ないを感じることで、これは自己保存(防衛)のために非常に重要なことで生まれながらに身についているそうです。(稀にこの部分に障害がおきる場合もあります。)

愛着とは、いとおしい、大事であるなど種の保存のための感情で、これは訓練をしなければ発達しないのだそうです。
しかもこの愛着という部分は6歳までにほぼ完成してしまうので、幼児体験は非常に重要な意味を持つそうです。
但し、10歳くらいまではまだやり直しが効く期間だとの事。
ひとつ、ふたつ、お尻に”つ”をつけて数えられる年齢までがとても重要な時期だそう。
幼児期にこの愛着の感情を訓練できなければ、命がわからない、自己中心的、人とコミュニケーションがとれない、といった大人になってしまうのだとか。

この訓練に何故動物飼育が良いかというと、人の関係は15%の言語コミュニケーションと15%の非言語コミュニケーションから成り立っていて、特に言葉を話せない幼児期に非言語コミュニケーションは重要で、動物との接触は非常にこの部分を刺激するのだそうです。
ちなみにこの時期必要なのは、石、花、木、水、土、風、動物の7体験だそうです。
この場合で言う動物とは、アイコンタクトが取れて、暖かい哺乳類、鳥類くらいまでが適しているとの事。
更に、学校で飼育する場合は、犬や猫のように特定の主人がいなければならないものは適しておらず、うさぎやチャボなどのほうが良いそうです。
そういえば、私の小学校にもチャボやインコがいました。
残念ながら学年飼育ではなく、委員会でしたけど。
勿論委員でしたけど・・・今思うと全然充分なことできていなかったなと反省。

で、学年飼育を1年体験した子は自分以外の事へも感心が持てる、教わったことを素直に受け入れ、素直に感動できる子になるそうです。

例として学年飼育と委員会飼育を体験した子のそれぞれの作文がありました。
その違いに心身の成熟度合いの差が見て取れます。

飼育委員会の子の作文
「飼育委員会の仕事はいそがしいと大変です。
 ブラシでそうじしたり、ホースでの水かけなどがありますが、羽とりがとくに大変です。
 アヒルはすぐフンをします。
 20分休みそうじしても、昼休み来てみると、フンがあちこちにあって、とってもくさいです。
 だから、ブラシは、フンをそうじするので、くさくて、たくさんあってとても大変です。」

学年飼育の子の作文
「入院する日、ユキはトラックで連れて行かれた。
 その時悲しそうに鳴いていたのはもう一頭のココだった。
 ユキが行った後、「メェーメェー」と悲しそうに鳴いていた。
 だからぼくはココをなでたり「ユキはもうすぐ帰ってくるからね。」と言ってはげましてやった。
 それでもココは鳴きやまなかった。
 ぼくの方が泣きそうだった。」

一目瞭然ですよね。
仕事と捉えている子は、作業が中心でそこに動物の存在はありません。
飼育と捉えている子は、動物そのものが中心でその心情まで慮っている。
どちらの子が将来思いやりのある子に育つかは誰が考えてもわかります。

かわいいものは、かわいい!
かわいそうなものは、かわいそう!
と感じる、普通の神経回路をつくるための取り組みだそうです。
全ての子に同じ体験を。
ぜひ、全ての小学校で取り組んでいただけたらと願います。

勿論、お年寄りや私たちにも動物と接する事はとても良い事だそうです。

伴侶動物(コンパニオンアニマル)といると人は?
 安心感を得る(生理的)
 寂しくない(心理的)
 頼りにされて役割感を得る
 運動できる
 視覚でも楽しい
 社会とつながれる
 寿命が延びる

こんなふうに聞くと、お年寄りへの譲渡も考えてあげたくなっちゃうなぁ。
いろいろ教えていただいて、考え方に幅ができたように思います。
と~っても有意義なセミナーでした。

外国でこんな実験があったそうです。
通りを、何も持たない人、赤ちゃんを連れた人、犬を連れた人がそれぞれ同じ距離を歩き、何人の人が声を掛けてくるかを調べたそうです。
何も持たない人、赤ちゃんを連れた人には誰も声を掛けなかったそうで、犬を連れた人には3人に1人程度の人が声を掛けたそうです。
やっぱりね。
私も犬の散歩をしている人には大抵声を掛けますもん。
良かった、変な人じゃなくって、ワタシ・・・本当か!?




福島原発20㎞圏内には今も頑張っている命が沢山あります。
また、保護され飼主さんを待っている子やホストファミリーを探している子が沢山います。
保護された子の1匹でも生涯の家が見つかれば、次の命を保護することが出来ます。
ペットを飼っていた方は、家族を探してあげてください。
ペットを飼っていたという方をご存知の方は、ぜひ保護されているかもしれないということを教えてあげてください。
これからペットを飼おうと思っていらっしゃる方は、是非里親、預かりについて考えてみてください。
ご自身が無理でも、周りの方に声かけをしていただければとても助かります。
知っていただく事が今一番必要だと感じています。
どうかご協力お願い致します。




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[ 2012/08/21 ] 日々のこと | TB(0) | CM(4)

Re: 深いお話ですね。

まぁるさん

有難うございます!
よく聞いて理解したつもりでも、文章にしようとするとあやふやな記憶・・・
正確に伝わっていればいいのですが(汗)

今年の金沢は異常に暑いですね。
お陰で顔も身体も猫毛がびっしりです。
暑っついからくっつかないで~って言いながら、満更でもないバカ飼い主。
きっと、まぁるさんもそうだと信じています(笑)
[ 2012/08/23 15:59 ] [ 編集 ]

深いお話ですね。

残念な事に、用事があって聴くことが出来なかったので、とてもありがたく拝読させていただきました!
確かに、私も家庭環境があまり良いとはいえなかったのに、動物達に慰められたりして心が救われたものです。
結果、現在はご存知?のように犬猫大所帯・・。汗
近所からのクレームにビクビクしとります。
[ 2012/08/23 14:10 ] [ 編集 ]

Re: NoTitle

H.Jさん

いつも有難うございます。
お仲間で嬉しいです(笑)
犬でも猫でも、よそのお家の子を見たら触らずにはいられません(爆)
家に帰れば沢山いるのにって、よく言われますがソレはソレ、コレはコレですよねっ!
って、かなり危ない?
いや、きっとH.Jさんならうなずいてくれるはずっ!!
小さい時から動物を可愛がるって、絶対必要ですよね。
[ 2012/08/22 11:50 ] [ 編集 ]

NoTitle

私も(変な人?)かもです(笑)
散歩中の近所のワンちゃんに触りまくってます。
向こうから尻尾振られるとつい手が出ます…

家に帰るとニャン子達に、イヤーな顔されます。

動物の飼育体験、とてもよい取り組だと思います。小さい頃からいつもそばに動物が居るのが当たり前で暮らし、両親が忙しくて殆ど構われずに育ちましたがさみしいと思う事が、無かったのは、沢山の猫のおかげかも知れませんね。(グレもせず何とか真っ当に生きてますから)
長々と失礼しました。
[ 2012/08/22 09:46 ] [ 編集 ]

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