2017 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 11








スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

それぞれの立場

2度目に福島入りしたときの事。
目的地へ向う途中に牧場がありました。
道案内をしてくださったボラさんが、水やりに立寄るとのことでお手伝いをしました。
車の音がすると人が来るのが分かるのでしょう。みんな一斉に鳴き始めます。
すっかり痩せてしまった牛達。まだ仔牛もいました。
よく見るとお乳が風船のように膨れている子もいます。
あぁ、お乳を搾ってやれないからこんなことになるんだ・・・

DSC01964_convert_20110620163923.jpg

あるブログで 安楽死に反対されている人は、毎日乳搾りに行ってくれますか?という
内容の記事を読んだことが有ります。
その時にはただ漠然と、そうだなぁなどと無責任な感想を持った覚えが有ります。
現実に直面して初めて、その意味の重さを知りました。
牛や酪農家さんにとって、安楽死を選ぶも、乳搾りをしてやれず牛に苦痛を与えるも
耐え難い選択なのだと。

動物保護をしていると、ペットも家畜も家族。同じ命だから・・・と考えがちです。
もちろん命の重さは同じ。牛だって豚だって生きたいと思って生きている。
第一は生きる為に保護をするべき。
ただ・・・今の現状その方向性は見えてこない。
個人レベルではなんとか避難できた大動物もいます。
でも、牧場ごとの移動となると既に手遅れかと思わざるをえない・・・

先日、南相馬在住のOさんとお話していたときの事。
彼女も、馬やポニーたちと暮らしているけど、これからどうなるか分からないと。
そしてきっぱりと、畜産業の動物には手を出して欲しくないと言われるのです。
畜産業の方は牛や豚を家族同様に育てる。
そしてその子達は生活の、自分達の生命の糧である。
大切に、特別に無添加の肥料を与え育てた牛や豚たちが勝手に野に放たれ、
汚染されているかもしれない草や水を飲んでいる。
保護の道を探していた方は落胆し、怒りすら覚える。
そして最後に残された道、安楽死を選ぼうにも牛舎に牛がいなければそれすらもかなわない。
遺体が無ければ補償金も出ないんです。
最後の糧であるはずの牛や豚がいなければどうなるのか・・・と。

DSC01965_convert_20110620163741.jpg

命を繋ぎたい。かわいそう・・・
私もそう思っていました。
でも、片方からの考えだけではいけない。
いろいろな立場の人がいる。
気持ちの押し付けだけではいけないんだ。
当たり前のことにやっと気付いたような気がします。
今も悩み、答えの出ないことは多く有ります。
私の出来る事はたかが知れているけれど、何でも単純に走り過ぎないように
これからはよく考えて・・・

でも季節は待ってくれません。
梅雨が明ければ体力を奪う夏がやってきます。
早く、早く・・・
気ばかりが焦ります。 
スポンサーサイト
[ 2011/06/20 ] 福島レスキュー | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://huku6033.blog.fc2.com/tb.php/15-bbaf7682









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。